リピーターが重要

LTVとは

LTVという言葉をご存知でしょうか。またはご存知の場合、自社の顧客のLTVを把握していますか。

LTVはLife Time Valueの略で、日本語では「顧客生涯価値」と訳されます。これは一人の顧客が生涯を通じて企業にもたらす利益の総数のことです。

高LTV顧客の重要さ

全体の売上の大半が数少ないリピーターからのものである、ということはあらゆる業界で見られる現象で、パレートの法則(2:8の法則)とも呼ばれます。言い換えると、数少ない高LTV顧客が多くの売上をもたらしてくれるということです。実際に弊社が支援させて頂いているお客様でも、売上の7~8割を顧客全体の2~3割のリピーターが生み出している、という現象がよく見られます。つまり、リピーター(高LTV顧客)を多く抱えることが会社の売上にダイレクトに貢献することになるのです。

現在企業が行っている広告宣伝や販売促進等のマーケティング施策内容は、その対象を過去購入者と新規購入者に区別することなく画一的に行われるマス・アプローチがほとんどです。しかしこれだけでは、安定的な売上に繋がるリピーターの獲得は難しく、自然にリピーターになってもらうのを待つしかありません。

既に購入をしてくれた顧客に対しては、マス・アプローチではなく、後述するCRMを実施することで、自ら積極的に顧客に働きかけ、新規顧客をリピーターへと育成することが可能になります。